いろいろな社長と会って話をしていると面白いことがあります。
多くの経営者は新しいものに対して抵抗心があるようです。
抵抗というよりも自分が知らないことを認めたくない
というプライドかもしれません。
決して前向きではないプライドです。
「若い奴にうちの経営がわかるか」
「うちの業界で働いたこともないのに偉そうに」
というような意見を持っている経営者も多いです。
でも、これも単なるプライドですよね。
今の世の中、プライドはある部分では企業の成長を邪魔していると思います。
まったくプライドのない社長がいいとは言いません。
しかし、「知らないことは恥」「若い奴には頼りたくない」などの考えは本当に今の時代では無駄なプライドだと思います。
知っている人に知らないことをきく、相談するのは自社のことを真剣に考えていれば、社長の無駄な時間の経費を考えると、本当に安い授業料ではないでしょうか。
こういうことを書くと「だからコンサルは・・・」と言われそうですが、実は最近経営者と話をしていると、1対1では本当にこちらの労力がかかりすぎることがわかりました。
例えば私はITのコンサルをしていますが、ITのこと以前の話がまったく前に進まないんです。
何故なら、どうみても私の方が経営者経験が少ないため、何を言っても「何言ってんだ」という顔の社長が多いからです。
でもこういう方がまったく聞く耳持たずということではありません。
実は、同業で仲のよい会社が話をすると耳を傾けるんです。
だから最近は、同時に多くの同業者さんや、異業種でも同じ考えで集まっているところで一斉に話をさせてもらった方が、効果があるのではと考えています。
コンサルとというと1対1というイメージが強いでしょうが、1対1だと社長は比較するものがないため、自分の意思だけで物事を判断しなくてはならず、さすがに怖さもあるのだと思います。
そこに同業でも異業種でも、成功した話が聞けると、一歩前に進めやすいようです。
社長がプライドを持って一人で何かをする時代はもう終わったと思います。
わからないことを自分で勉強するというのはとても大事ですが、それは機会損失につながっている可能性が高い。
今の時代はスピードも必要ですから、わからないことを1から調べていては時間の無駄。
基礎となる部分はある意味プロに頼ったほうが時間とコストは抑えられると思います。
もちろん、そこまでやるのですから、社長は成功のイメージをもって決心しておいてもらわないと、途中で投げ出すならやらない方がいい。
社長は自分のことだけを考えたら社長業としては失格ですよね。
社員のことを考えなければなりません。
そして、会社の存続のことを当然ですが考えなくてはなりません。
これは決して現状維持を考えろということではなく、どうしたら会社が将来まで安心な会社にできるかを考えるのが社長の業務。
考えることを、そして学ぶことをやめてしまったら、社長としては、その時点で次の世代に代る合図かもしれませんね。
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